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揚水発電

このようにダムや水路で水を集めるという水力発電の方法には限界があることから、やがて"揚水発電"が開発されました。

これは基本的には水力発電と同じですが水力発電のようにもともと溜まっている水を落として発電するのではなく、まず山の上部と下部に貯水池を作って夜間の電力需要の少ない時に下部の貯水池から上部の貯水池へ水をくみ上げておき、電力需要の多い昼間に水を上部から落として発電させるというものです。

発電時間は上部の貯水池の水が殻になるまでの数時間ですが、夏のピーク時でも午後2時前後の5時間程度であることからピーク時の電力を補うことができるという点では非常に効果的な発電方法とされています。

ところがこの発電方法も次第に建設場所がなくなるといった問題に悩まされるようになり、限界が見え始めました。

そこで考案されたのが下池をつくらないで海を利用するという"海水揚水発電所"で、経済産業省の資源エネルギー庁からの委託を受けて約300億円の費用をかけて沖縄に建設された発電所では、2004年からすでに本格的な発電業務が開始されています。

これは下池が必要ない分コストとスペースが少なくて済むのですが、海水を利用することからそれが周囲にもれて森林や田畑などに被害を及ぼすことも考慮して、上部の貯水池には2mm厚のゴムシートが敷きつめられたり、海水による腐食や海中の生物が付着することを防ぐために水路には強化プラスチック管が使われているようです。


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